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介護保険の理念と目標の立て方 [デイサービス]

 今年の介護保険改正では厚生労働省から科学的に介護をとらえようという流れが作られました。
 そもそもの介護保険の理念として、その方の自立を促す①自立支援、自身に必要なサービスを選択し活用する②利用者本位のサービス、そして質と量を活用できるよう国民全体で費用を支える③社会保険方式が挙げられます。

①自立支援とは、出来ない事をしてあげる事ではなく、出来ない事はあるが自分で出来る環境や方法を見出し活用できるようになる事

②利用者本位のサービスとは、自身に必要とされる介護サービスを選択し、生活できる自分を再獲得する事

③社会保険方式とは、選ばれた者だけが享受する事ではなく、質も量も同等に各個人が(全国民が)活用できるように、費用を国民全体で支えましょうという事

上記の中でデイサービスが提供できる事は①自立支援です。

「自宅のお風呂に入れないから入れてくれ」は退院直後ではそうでしょう。しかし、いつまでもそれでは自立しているとは言えません。勿論できない方もいるでしょう。

 まず考えてみたい事は、「病前の自分はどうやって生活していたか」という事です。「病前は自宅の風呂に入っていたよ」というなら、まず大きな目標はこれになります。

 次に考えるのは「風呂に入る為にしていた事」を列挙します。挙げられた中にできる事と出来ない事を分けて考えたものが小さな目標につながります。

 あとは自分でその目標を達成させたいか、という意志が必要となります。
その意志を②利用者本位のサービスの原動力として採用します。

これらを繰り返すうちに大きな目標に近づきます。

千里の道も一歩から。

病気や障がいを負えば誰もが自信を無くし、これからの自分に不安を感じます。
 そんな時、担当のケアマネージャーが一緒に目標を考えてくれて計画を立ててくれます。
 そんな時、目標を達成できるために一緒に頑張るデイサービスあさがおがあります。一人で頑張る事はありません。出来るようになったら一人でやれば良いのです。

 最初の目標を立てる(考える)事は非常に難しいですが、まずは自分が今までしていた事は何か、という事を考えてみましょう。
 そのしていた事を続けて行きたいと思ったら、一緒にリハビリテーションをしましょう。
 続けていけたら意欲的になり、仲間が増えて、また誰かと一緒に頑張れる自分になれるかもしれません。
 そもそもリハビリテーションはエビデンスに基づいた治療理論を活用し、尊厳の回復を図ります。冒頭に示したように科学的にとらえる事を得意としています。
そしてデイサービスあさがおにはこれらを応援するスタッフがいつもいます。

継続は力なり。

がんばっていきましょう[exclamation×2]

デイサービスあさがお のみの ウインドサイン-30.jpg

ケアプランサポート あさがお ウインドサイン-30.jpg
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