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【食べる】を応援するために歯科医師と連携したお話。 [デイサービス]

はい、高次脳機能障害の他に摂食嚥下障害に対しても口うるさい、管理者そでおです('◇')ゞ

さて、今回はある事例のおはなしです。

 飲みこむと肺炎の危険性が高いと診断された方ですが、研究熱心でどうにか食べられないかと努力された方に対して、介入する機会がありました。
 飲み込みに関連する運動や嚥下反射を強化する間接嚥下訓練を数か月実施したところ、口腔状態が良くなりました。今後の状態改善のために直接嚥下訓練が必要だと判断しました。
 我々言語聴覚士~ST~は医師の診断指示の下、摂食嚥下障害の方に対して実際に食べて治療する直接嚥下訓練が許されています。
 
 ケアマネージャーに相談したところ、訪問歯科の介入がありその事業所では嚥下内視鏡検査(swallowing videoendoscopy:VE)を実施している事が分かりました。日程調整をして、同検査を実施する運びとなりました・・・。結果、歯科医から直接嚥下訓練の実施指示と共に、継続的な観察と報告を行っていく事になりました。

 ・・・こうやって食べる事が困難な方々に対して、ケアマネージャーと協力し訪問歯科医との連携により(病院を離れた)我々言語聴覚士~ST~が介入する事で退院後の「食べる」を応援できる可能性が広がるんだな~、というお話しでした[わーい(嬉しい顔)]

 検査実施に際して日程調整の連携を担当してくれたケアマネージャー、検査の実施と診断、訓練指示をしてくれた先生方、現場で準備を助けてくれた当施設の職員の方々に感謝します。

 みんな、ありがと~[揺れるハート]←最後はノリが軽いのね(笑)


 あ、勿論、様々な角度から評価した結果のお話しですので、全ての事例で食べる事が出来る、というお話しではありませんので、悪しからず・・・((+_+))

デイサービスあさがお のみの ウインドサイン-30.jpg


ケアプランサポート あさがお ウインドサイン-30.jpg
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